67〜68日目、汗だくのねぶた衣装の洗濯から始まる。やはり暑い🥵。これでは本土のツーリングは無理。しばらくこの特設フリーサイトキャンプでダラダラ過ごして身体を暑さに慣らす。
69〜71日目、八甲田〜十和田湖〜奥入瀬と来たがにわか雨を嫌って往路でお世話になったバルカンさんに宿泊。エアコンがあって助かった。久しぶりに爆睡。翌日は暑くなる前に走りたく早朝にバルカンを出てからは雲行きが怪しく蔵王〜会津までずっと雷雨☔️⚡️田んぼの中を一人で走っていると雷に打たれそうで怖い😰ビショ濡れになって会津若松の福々亭に到着。明日も雷雨予報だが炎天下を帰るより身体が楽なので雷は怖いが帰ってしまおうと思う。大将に挨拶して出発。国道4号をひたすら南下する。
那須〜矢板〜宇都宮〜小山〜春日部〜越谷。途中から国道122号に抜けて川口〜都内に入りそのまま池袋、新宿を通り表参道、渋谷のスクランブル交差点。フル積載のバイクと渋谷の街のミスマッチが面白い🤣国道246に抜けて無事に帰宅。
約２ヶ月弱、毎日が充実していて夢のようだった。出会えた全ての人々に感謝。こりゃ来年もリピート確定だな😏
66日目、あまり眠れぬまま早朝に荷造りし、函館フェリーターミナルに向かう
少しでも北海道の余韻を味わいたく少し海を眺める
フェリーのチェックインはQRコードで簡単スマート
一番乗りで乗船を待つ
からの乗船
いよいよ北海道を離れる。北の大地は相変わらず魅惑の土地、ライダーの聖地だった。自由になった今、身体が動く限りここに訪れ続けたい気持ちになる。今回出会った最高齢は73歳のCB1100乗りライダー。ひとまずはあの人超えを目指そう。
ありがとう北海道！老いてなお青春を体感する事が出来た
青森に到着
着くとそこは真夏の地だった🥵気温32℃。関東は38℃とか言っている。狂ってるな。
特設キャンプ村は凄い数のライダーとサイクリストでごった返している。難民キャンプみたい😅
腹が減ったので皆んなで飯を食いに行くが祭りと土曜と夏休みが重なってどこも凄い人！たまたま空いていた店に飛び込むが今度は値段にビックリ！ただの麺だけラーメンが800円⁉︎冷静に考えると普通なのだがすっかり北海道の感覚になってしまっている自分に気づく。身体も価格も本州感覚に戻るにはもう少し時間がかかりそうだ。
夕方に借りた衣装を経験者に着せてもらう
特設キャンプサイトの全体ミーティングに出てからバイクパレードしながら会場駐車場に向かうマスツーリングをやっているみたいで壮観
会場駐車場から踊り会場まで三十分ほど歩いて会場入りし開始を待つ。待っている間北海道斜里で一緒だった日本一周チャリダーとパチリ
他にも北海道で出会ったライダーがたくさんいるので再会を楽しみながら祭りのテンションを上げていく。そして祭り開始
「らっせら〜らっせら〜！」と掛け声をかけながら飛び跳ねる跳人になる。かなりのキツさ😅たまに休憩しながら汗だくで2時間近く跳ね回る
最後はヘロヘロ。ねぶたを見る余裕もほとんど無かったが頑張ってパチリ
結局3万歩近く跳ねていた😅寝不足な上に昨日のイカ祭りに続いて連日なので身体にはかなり堪えた。疲れ果てて倒れるように就寝💤
この暑さはムリ！この後は涼しげなキャンプ場をハシゴしながら東京まで帰ることにしよう。
65日目、いよいよ北海道最終日、明日の朝には函館港から本土に渡る。長く頑張ってくれた相棒を綺麗にして少しだけ海沿いを流す。函館山がよく見える。江ノ島に似ているなぁ
トラピスト修道院にいってみよう
神様に身を捧ぐというのはどういうことなのか俺には理解できないが凄いな。とてつもない信念というか信心が無ければ成し得ないはず。俗っぽい俺には死ぬまでわからない世界だろうな。アーメン🙏
函館に戻って最後に海鮮を食べたく再び「gyogyo」へ
開店前から凄い行列😅11:00に名前を書いて11:45にようやく着席。やはり美味い😋
さぁライハに行こう。今日はライダーハウス「ライムライト」
皆イカ踊りに参加するので満杯！なんでもイカ踊りはコスプレをして参加するのが通例でライハにたくさんの衣装が用意されている。マイ衣装を持って参加する常連さんもいるらしい。俺は初心者なので無難な火消し鬼にしておいた
ライハのみんなで会場に移動、自治体の団体が過ぎて行く
祭のテンションも上がってくる
そして祭り行進開始。大声で歌いながら踊りまくる
「いか刺し 塩から いかソーメン もうひとつおまけ に いかポッポ！いかいかいかいか いか踊りぃ〜！」
お約束の声枯れで終了。地元の若者たちとも交流してハイタッチ🤚北海道の最終日楽しかったぁ。
https://youtu.be/L3nMx2g_4eQ?si=gO_3iDwEZyTGyojd
これで北海道は終わり。締めとしてはなかなか良かったと思う。明日からは東北編だ！💤
63日目、体育館は思いのほか快適だった。隣の日本一周ライダーさんがイビキうるさいと言っていたが全く気にならなかった。「全然大丈夫でしたよー」と言ったら「じゃあ昨日はあたりの日だったんですね」って😄
このライハで自宅のご近所ライダーに再会。帰ったら一緒に飯食いに行こうという事になった。WEB関連のフリーランスらしい。
荷物をまとめて出発！見送りはほぼ昨日のライハメンバー🤣カカさんも来てくれた
そして出発して30秒後、、何だかハンドリングがおかしい⁈道路脇に停めて足回りを確認していくとなんと！リヤタイヤの空気が減っているではないか！クギか何かを踏んだのか？
見送りを受けて戻るのは恥ずかしいが修理しやすい環境が良いのでライハに戻り修理を開始。薪でバイクを上げてタイヤを回して確認すると、あった！
コイツが刺さって空気漏れをしていたようだ。プライヤーで引っこ抜いてから穴をドリルで拡大
修理剤を突っ込んではみ出た所をカッターでカット
手ポンプでシュコシュコ空気を入れて修理完了！念の為に持って来た道具が役に立った。やはりロングツーリングは重たくても工具はしっかり持って来たほうが良いな。
遅くなったが再出発。今日もひたすら南下して行く。久しぶりに日本海側を走ろう。ニセコを抜けて道道523号美川黒松内線を走る。残念ながら曇ってしまっているが晴れたら素晴らしい道だと思う。今度リベンジしよう。
利尻を出てから天気も悪かった事もありずっとライハ泊まりだった。ライハはライハで楽しいのだが今日は一人で静かに過ごそうと思う。海沿いのキャンプ場を探し、今夜は「熊石青年旅行村キャンプ場」。1120円とバカ高いが時間が遅くなったのでやむなし。高いから空いていて一人になれるのも良し。こんな感じのひとりぼっち感🤣🤣
もしかしたら夕日が綺麗かもしれないので海に行ってみよう
うーん、夕日は今ひとつだった。なかなか夕日は難しい。キャンプ場に戻り飯を食って就寝💤米もあと3合くらいかな。
64日目、少し雨がポツポツ。日本海側は天気が悪そうだが太平洋側は少し良さそう。キャンプ場のおじさんに挨拶して出発。国道277号線で八雲に抜ける。狙い通り太平洋側は比較的天気が良いぞ。まずは昨日温泉に入りそびれたので温泉に行こう。目指すは濁川温泉♨️前から行って見たかった温泉。国道5号を南下し山側に入って熊の出そうな道を数キロ行くと不思議な形で集落が広がっている。集落の中を少し走って「新栄館」に到着
入湯料は400円。温泉には一人だけ先客がおられた。大阪から来た72歳。68歳までバイクで北海道に来ていたが体力の衰えを感じてバイクは降り、今回は奥様と車で来ているとのこと。奥様の足が悪いので一緒に温泉巡りをしている。「体力は自然に落ちて行くのでやれる事は早いうちにやった方が良い。後で後悔しないようにね」と仰っていた。本当にその通りだと思う。
一人になったので浴室をパチリ
屋根や梁が老朽化しているがメンテが追いつかないのだろう。クラファンとかやったら秘湯マニアが支援しそうだがどうだろう？
脱衣所に掛かっていた温泉の効能。日付はなんと昭和10年！親父が生まれる前からやっているのだな
とても良い温泉なのでできる限り長く続くことを願う。サッパリしたので更に南下、しかべ間歇泉に行ってみよう。
途中鹿部町に入ったところでネズミ取りをやっていた。以前の教訓があるのでスピードを落としていてセーフ👌北海道は怖いな。
シカべ間歇泉に到着。ここは無料だと思ったら入場料300円💰どうしようか迷っていると裏に登って行く道があるではないか。間歇泉なら離れても見えるはずと思い少し歩くとやはり上から無料で見ることが出来た
俺は入場せずにこれで充分だな。更に南下して恵山
展望台からは青森県下北半島がうっすら見える
ついにここまで来たんだなぁ。少し走ると更に下北半島がくっきり
最後のセコマのカツ丼を下北半島を見ながら食べる。今回の北海道を思い出しながら海に座っていると感傷的な気持ちになってしまう
ここで雨が降って来た。慌ててライダーハウス「パゴパゴ」さんに電話。空いていたので泊まることにしよう。雨が上がれば今夜は函館イカ祭りの花火大会のはず。夜に見に行ってみようかな。
函館港祭り花火、凄かった！人が少ないからいい場所がすぐに取れるし涼しく見ることが出来る。内容もとても良かった。 RADWIMPS『正解』をBGMに花火なんか見ているとなんだか泣けてくる。クライマックスも圧巻
北海道最後の場所での花火は本当に心に沁みる😢明日はイカ踊り🦑踊りまくって北海道最後の夜にしてやるう〜😤一人静かに就寝💤
61日目、朝から雨、へそ祭りに参加したメンバー全員で連泊。朝から何もせずみんなで一日中ダラダラ。だべって、食って、昼寝して、オリンピック見て、、、結構楽しい
この日はそのまま終了💤
62日目、いよいよ美瑛「丘の館」を旅立つ。オーナー、フミさん、バルちゃん、みんなありがとう😭
皆さんに見送りしてもらい旅立つ。ここからは旅の終わりに向けて函館に向けてひたすら南下する事になるのだ😢
富良野から夕張を抜けて苫小牧。久しぶりの太平洋を左に見ながら海沿いを走る。白老を越えてクッタロ湖に行ってみよう
クッタロ湖は摩周湖と同じくらい透明度が高いらしい。あいにく雲が出てしまったが晴れたら綺麗だろうなぁ。カヤックがあったので借りて漕いだら気持ちが良さそうだ。遊泳禁止なのだが外国人が今にも泳ぎ出しそうだった😅寒いだろうに、、
クッタロ湖を通って登別
ここは大観光地で人も多かったので通り抜ける。登別からは久しぶりの峠道、オロフレ峠へ。羊蹄山が見えて空が近い
羊蹄山を見ると道南に近い事を実感してしまう。帰って来た安堵感と旅が終わる寂しさがゴチャゴチャで不思議な感情。
今夜は喜茂別のライダーハウス「雪月花廊」にお世話になる。ここは有名なので一度泊まって見たかったのだ
受付をすると既に部屋はいっぱいなので体育館を開放しますとのこと！？
ここは廃校になった小学校を改築してライハにしているので体育館もあるようだ
まんま体育館🤣🤣古畳を敷いてその上に寝る方式のようだ。問題無し👍
廊下もそのまま残っていてキックボード🛴で移動
教室は宿泊スペースやカフェなどになっている。なかなか面白い
夕日が綺麗だったので少し走ってパチリ
今夜は体育館で就寝💤
60日目、早いものでもう２ヶ月近く旅に出ているのだな。これが日常になってしまっているので現実世界に戻れるのだろうか⁈
朝は予報通り雨☔キャンプメンバーは大変だろうな。午前中には雨も上がる予報なのでへそ祭りは大丈夫だろう。
昼はライハのオーナーに誘われて美瑛のカフェ「すずらん」へ
エビドリア美味し😋
こちらはオーナーにご馳走になった。ありがとうございます😊
そして午後14:00オーナーに車を借りてライハの有志達と富良野へそ祭り会場に向かう。会場に到着
受付を済ませると流れ作業で身支度を進めてくれる。まず身体を真っ白に塗ってから美術部の高校生が腹に絵を描いてくれる
その後衣装を着せてもらい
準備完了！
踊り開始までライダーチームでうろうろしながら写真を撮る
新聞の取材を受けたり観光客に写真を撮られたり、何だかちょっと有名人になったみたいで面白い。
しばらく待ってようやく踊りの説明の後本番開始！チームで参加しているところは踊りも上手でカッコ良い
浴衣で踊っているチームもあった
ライダーチームも下手くそながら一生懸命に声を出して踊る😅
最後の方はそれなりの形で踊れていたのでは？祭り独特の高揚感に包まれながらクライマックスを迎える。気温は暑くないがとても熱い富良野の夏を三十数年振りに満喫する事が出来た。まだ変わらない青春がここにはあった。最後にみんなで記念撮影
それぞれの胸にも熱い思いが残ったことと思う。皆少し高揚したテンションのままライハに戻り余韻を楽しみながら就寝💤2024北海道ツーリング最高の夜。今回も強い思い出が心に刻まれた。
58日目、ライダーを見送る
皆それぞれに色々な思いを持って旅をしている
年齢も職業もバラバラだ。これだけ多種多様な人が集まって酒を酌み交わして一期一会を繰り返すこの北の大地の夏はやはり面白い。まだ帰りたくは無いがそろそろ旅も終盤に差し掛かって来た。また思い出の場所を少し回ってみよう。
富良野に向かう。富良野で二十歳の時にライダー、ハウスに泊まり、そこに泊まっていた連中を誘って富良野へそ祭りに出た事がある↓二十歳の俺
三十数年ぶりにこのへそ祭りに出るのが今回の旅の目的の一つなのだ。
富良野の町は大きくは変わっていなかった。街はへそ祭の空気感が高まっている
昔泊まった鳥沼キャンプ場
今はキャンプは出来ないらしい。昔はここがたくさんのテントで埋め尽くされていたのだが今は昔
少し富良野の周辺を走ってみる。ラベンダーはほぼ終わりだが少しだけ残っているところがあった
丘を気持ち良く走っているとひまわり畑を見つけた
とても綺麗だが観光農園ではなくおそらく誰も来ないのであろう。蜂の羽音しか聞こえない静かなひまわり畑だった。ライハに戻り洗濯をしていると斜里で出会ったライダーが3人来た。近くで日本一周ライダーの集まりがあるとのこと。オーナーが出してくれたトマトを食べながら歓談し就寝💤
59日目、ライハに中古の窓付のエアコンを設置するらしいのでお手伝い。窓枠が歪んでいるので無理矢理ドリルで穴開けてビスを揉んで取り付け。まぁ落ちることはないでしょう😅
バイクのメンテをして他のライダーのバイクを修理を手伝って洗濯物を取り込もうとしたらズボンの生地がすり減っているし内股もほつれて来ていてそろそろ限界。旭川が近いからワークマンにパンツ買いに行こう
ワークマンでズボン買ってラーメン食って今日は終了。明日はいよいよ富良野へそ祭りだ！💤
